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愛しているという声が 泣いているように聞こえた
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こんな時間に星咲ですどうも。


今日はぽっかり1日だけ学校があったので欠席者が多かったように感じました(苦笑)
真面目に学校へ行った私は1時間目から机に突っ伏して惰眠を貪り、次の授業までの空き時間をお喋りやら英語自習やら部誌原稿作成やらでどうにか潰して本日最後の授業はちゃんと起きて受講して、TRPGして帰ってきました。

面白かったですTRPGvvV
先週やったものと同じ、「ソード・ワールド」で遊んできました!
私がイェナちゃん役で、ラスティ役の友人が休んで代わりに先輩がラスティ役を務めて下さいました。
今日の分のTRPGがどんなだったかを全部今夜公開したかったのですがタイムオーバー。
明日か明後日、時間とやる気があったら続き書きます。(小説しろよ)
今日打った分は追記よりどぞー。
実際に一緒に遊んでた方は「あれ?何かいろいろと違う…」と思うかもしれません。
だって覚えてないんですもの…!
多少の間違いは清流に流してやってください(土下座)


明日はバイト面接です。
ドッキドキ!













ここは剣と魔法の世界、フォーセリア。
そのアレクラスト大陸に、特にあてもなく漠然と北へと向かっている5人の旅人達がいた。
大らかで仲間から兄貴と慕われているドワーフのバルクス
戦闘能力・知力共に優れているがどこか抜けた所のある天才馬鹿な人間のラスティ
無表情で何を考えているのか分からない冷淡な性格ではあるものの実は小動物が好きなハーフエルフのゼロ
小心者でビビリで常に逃げ腰な駄目ハーフエルフのエンゲルス
冷静で心優しいが時折毒を吐く紅一点なエルフのイェナ
ちなみに全体的に弱い。

そんな5人が辿り着いたのは、小さなひとつの村。
もう夜だというのに村は活気に溢れ、人々が酒を飲み交わしながら賑わっている。
話によると、今晩とある男女の結婚式が行われ、太っ腹なことにタダ酒タダ飯が振る舞われているらしい。
その恩恵に授かり空腹を満たした5人は、その夜村のとある宿屋でぐっすりと眠っていたのだが。
ここで事件が起こる。
夜中に突然ドアがノックされ、起きてみると困り果てた様子の村人が眉を八の字にして立っていた。
こんな時間にどうしたのかと尋ねると、申し訳なさそうに村人は話し始めた。
「実は、今夜結婚式を挙げた花婿と花嫁の内、花婿がゴブリンに攫われたようなのです。お見受けしたところ、貴方方は旅の方でいらっしゃるようなので…どうか花婿を助け出して頂けないでしょうか?」
低姿勢な旅人の切実な頼みを、5人は様々な報酬をもらうという条件で引き受けることに。
とりあえず、花婿がゴブリンに攫われた所を目撃したという花婿の幼馴染み・ドランの元へ。
すると彼も幼馴染みを助けに行くつもりだったので、ならば一緒に、とドランを案内役(たいまつ係)に迎え5人は森へと向かった。

ドランの話によると、森の中には、昔彼と彼の幼馴染みで今回攫われたテト(だったっけか)、そしてそのテトと結婚した花嫁であるティア(仮)が遊んでいた遺跡のようなものがあるらしい。
そこが怪しいと睨んだ一行はその遺跡に向かい、途中狐に驚かされ狼に襲われながらも前に進んでいた。
物語は、狼との戦闘で考えなしに魔法を連発し精神力を使い果たして気絶していたラスティが、仲間の魔法によって精神力を回復してもらい意識を取り戻したところから始まる。

ラスティ:「……う…」
イェナ:「大丈夫ですか?ラスティさん」
バルクス:「あんなに魔法使いよってからにー」
ゼロ:「…馬鹿が」(舌打)
ラスティ:「悪い悪い。…って、あれ?ドランは?」
バルクス:「ん?ああ、そう言えばおらんのぉ」
イェナ:「たいまつを持ってるから光が…」
ドラン:「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
バルクス:「何じゃどうしたドラン!」
エンゲルス:「ひぃっ…!なななななに…?!」
ラスティ:「お前がビビッってどうする!ほら行くぞ!」
悲鳴のした方へ駆け寄ると、茂みの中でガタガタを震えるドランの姿が。
バルクス:「どうしたドラン、何があったんじゃ?!」
ドラン:「ゴゴゴゴゴブリンが…っ、ゴブリンが……!!」
見ると、ドランの足からは血が流れ、その下の地面には小奇麗なナイフが一本。
動揺するドランの言葉をどうにか汲み取って聞いてみると、彼は狼との戦闘中に逃げて1人になった際にゴブリンに襲われ、足をナイフで刺されたと言う。
足に負った怪我は決して深刻なものではなく、ナイフの切っ先で軽く肌を裂いた程度。
イェナ:「ゴブリンが…?」
ゼロ:「何故この程度の怪我で済ませておいたのか分からんな…」
ドラン:「ゴ、ゴブリンは1匹でした…!い、い、今なら、今なら勝てるかもしれません…!」
エンゲルス:「え、で、でも仲間がいるかもしれないじゃん!いやだオレもう帰るぅー!」
イェナ:「そう言わずに、報酬…いえ、花婿さんの身が心配です」
ドラン:「あ、あの、オレもう村に…」
ラスティ:「ちょっ…、何言ってるんですか!テトさんはどうするんです!貴方の案内がいなかったら俺達…!」
ドラン:「狼やゴブリンが出るんですよ!?オレみたいな農民が戦って敵うわけがない!」
声を荒げて訴えるドランの表情は確かに青ざめてはいるものの、恐怖の為に森の奥に行きたくはないと言うより、奥にいくとまずい、というような表情だった。
それに鋭く気付いた5人の目が、疑いの色を帯びる。
イェナ:「…何か、知っているんですか?」
ドラン:「い、いや、別に?!」
あからさまに動揺するドラン
彼の言動にますます疑いの目を向ける一行に耐えかねたようにドランが逃げようとすると、エンゲルスがいきなりドランに掴みかかり、地面に落ちていたナイフを拾い上げドランの首筋にあてる。
エンゲルス:「てめぇ何か知ってんだろ!吐け!!」
ドラン:「ヒィッ…!」
恐怖のあまり逃げ出し、一目散に森の奥へと駆け出すドラン
突然の出来事に呆然とする一行。
イェナ:「何脅してるんですかエンゲルスさん!大事な鍵かもしれないのに!」
エンゲルス:「えええええ、だ、だって!」
ラスティ:「たいまつがなきゃ俺みたいな人間やお前みたいな人間側のハーフエルフには周りが見えないのに、どうするんだよ!」
エンゲルス:「うう…ど、どうしよ…」
ゼロ:「俺が探そう」
バルクス:「おお、そう言えばゼロはレンジャーだったの」
レンジャーとは、数ある技能の中のひとつで、野外活動に関するエキスパートのこと。
足跡追跡や応急手当、危機感知や探索その他諸々の能力に長けている。
今回は、その能力を使ってドランの居場所を探すことに。
【サイコロ判定=成功】
ラスティ:「ドラン!」
ドラン:「うわっ、追い掛けてきた!」
バルクス:「さっきはすまなかった。エンゲルスに悪気はないんじゃ、許したっとくれ」
ラスティ:「頼むドラン、一緒に来てくれ」
エンゲルス:「何かあったらオレらが守ってなるから、な?」
【サイコロ判定=失敗】
さっきナイフを突き付けてきたエンゲルスの言葉に、今度はドランが疑いの目を向ける。
そこで、このままではまずいと判断したイェナエンゲルスを押し退けドランを説得すべく口を開いた。
イェナ:「お願いしますドランさんあなたの案内と、あなたの持つたいまつの光がどうしても必要なんです。なのでその必要なものを欠くことのないよう一生懸命お守りするので…どうか一緒に来て下さい、お願いします!」
ラスティ:「エンゲルスは俺達が見張ってるから、な?」
ドラン:「うー…ん、そこまで言うなら…」
必死に同行を願う一行に渋々といった感じでドランが首を縦に振る。
バルクス:「ゴブリンはどっちに行ったんじゃ?」
ドラン:「……こっちです」
立ち上がり歩き出したドランの案内で、彼らは更に森深くまで足を進めていった。






続く。





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