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愛しているという声が 泣いているように聞こえた
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さっきまでの日記があんまりだったので書き直します星咲ですどうも。
だって凄かったんだもの、『有心論』。
溢れんばかりの、本当に海よりも深く空よりも高い愛を込めた温かい涙を誘う両手いっぱいの曲。
歌いながら野田さんが泣きそうに、出来上がりを聴いた山口さんが泣いたのも納得です。
『愛し』みたいに、はじめは呟くように綴って、最後に向かっては”君”への愛とその存在への感謝とか歓びを声の限り叫ぶ感じがとても胸をぎゅっとして愛しいのです。
「君は世界初の肉眼で確認できる愛 地上で唯一出会える神様」とか、
「誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう? だから君に会えないと僕は 隅っこ探して泣く」とか、
「2秒前までの自殺志願者を 君は永久幸福論者に変えてくれた」とか、
何か、切なくて優しくて苦しくて愛しくてめいっぱい温かいものが詰まってます。こみあげるのです。
これだけ愛を振り撒いているのに、安っぽい感じはしなくて、質も純度もとびきり高い”愛”が聴く人ひとりひとりに注ぎ込まれているのです。
カップリングの『ジェニファー山田さん』は曲調が『有心論』と全く違って、歌詞の殆どが軽くておちゃらけてぺっぺらぺーって感じなのに、『ヒキコモリロリン』みたく人生の道程を明るく照らし出してくれるような良い言葉が降り込まれてて、やっぱり愛すべき一曲。
思わず小さく笑ってしまうような曲なのですが(笑)
永田町の”あの人”の名前が隠されてでてきたり、何故か「味噌汁ズのライブに来てくれてありがとう」って言ってたり(笑)
これ聴きながらサイクリングしたら気持ちいいんだろうなあ。
「生涯捧げるって言葉使えるからこそ人が好きだ 命を無駄にしたいわけじゃない誰かのための俺でいたい」とか、
「60億個のほんのちょっとの愛と勇気とその優しさで」とか、
「これだけ醜い世界にしてくれてどうもありがとう」とか、
「愛を誰かのために 誰かのための部屋を心に」とか、
「これだけ醜い世界でも俺は生きて笑っていたいの」とか、
「どうもありがチュ☆」はとっても可愛らしいのです。
最後のなげやりっぽい終わり方も可愛いのです。
RADWIMPSに心からの愛と感謝を!ありがとう!
ふう。
でも無理しないでほしい。
ゆっくり、ゆっくり、彼らの歩き方とその早さで。
あまり人気にならないでほしい。
プレッシャーになってしまいそうだから。
うーん、相当惚れこんでますな。


明日締切のレポートを終わらせました。
何だか色々ずれたり変なこと言ってたりするけど、提出すれば単位くれるって先生言ってたし…!(震えてますよ)
でも明後日締切のレポートを今日中に終わらせとかないと明日テスト勉強する時間がなくなっちゃうわけで…!
時間がない…いや、なくしてるのは私ですが(苦笑)
午前中は遊ぶし、午後は時間が無駄になっちゃうしでドッタンバッタンしてます。忙しない。
でもRADWIMPSとキセルがあればどうにかなります。
少なくとも精神だけは大丈夫。
彼らには受験の時も助けてもらいましたv


さて、と!
では頂き物をアップしてレポートしてRADの5分間ドキュメントを見ます。
NHK-BS2の23:30~23:59の「ウエンズデーJPOP」中に放送されるのだそうです。(ちゃっかり宣伝)
追記は散文です。お気になさらず。


…にしても、自分とは随分性格が違うなあと思っていた友人のキャラミル研究所での結果が、自分の結果とまったく同じだったことに驚きでした(笑)
あれのウラゲノムの結果ってN◎VAを彷彿とさせるなぁ










lackism
【欠落主義, 欠落思想, 欠落学説, 欠落理論, 欠落様式】


その人は、いつもキセルを吸っていた。


「やあ」
顔のないその人は紫煙をくゆらせて僕に笑いかけた。
取っ手のないドアを閉めて、僕も笑いかけた。
「最近よく来るね」
「それはこっちの台詞」
コンコン、と竹筒に灰を落として縫い目のない座布団と抹茶を勧めてくれる。
七篠さんはいつもこうだ。
お菓子が足らない。
「結構なお点前で」
「結構なお世辞で」
二人して粉っぽいお茶を飲む。
僕はいつも通り一口だけ飲んで離れた場所にお茶を置いた。
七篠さんはいつもこうだ。
点て方が足らない。


“七篠”というのは目の前のこの人の姓だ。
名はあるけど教えたくないらしい。
なんでも、何とも古めかしくて恥ずかしいからだそうだ。
僕はといえば、姓名がない。
“ない”ということは七篠さんに言われて初めて知ったから、喪失感も不足感もない。
でも、なくてよかったとは思ってる。
僕の好きなこの場所は、何かが“欠けた”ものだけが入れる場所らしいから。


空のない風景。
ガラスのない窓。
支えのない天井。
質感のない壁。
スイッチのない電気。
短針のない時計。
引き出しのないタンス。
足のない机。
座る場所のない椅子。
端のない床。
顔のない七篠さん。
窒素のない空気。
姓名のない僕。
その他諸々。



………ん?



「ねぇ、あれ新入り?」
「そそ、仲良くしてやってくれ」
「……何、あれ」


「耳のないネコ型ロボット」



……………わあお。




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