愛しているという声が 泣いているように聞こえた
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最後のレポートを退治し終えてほっと一息星咲ですどうも。
思わず「ストーンブラストォ!」と叫びそうになるくらいの量の添削を乗り越え、どうにか提出しました。
結構な数の生徒がいるにも関わらず2~3時間後に「受理しました」メールが届いたあたり、あいつ…ゲフンゲフン、お先生はお暇だったお模様。
提出期限が明日なので、明日一気にどばっとレポート提出されてもがき苦しむがいい…!!
「あんな先生の授業でA判定もらうことは寧ろ恥だ!」とまで友人と言い合ってたほどですが、流石に再提出とか単位ナシは避けたかったので頑張りました。
よくやった自分!(さみしい子ね)
そんなこんなでレポートを終えた私は、とりあえず記憶が失われる前に、とソードワールドネタ小説を打ち込み、目が疲れてきたところでお昼の用意をし、午後からは暑中お見舞いだったものの続きを塗ってました。
結果、ようやく完成ー☆
暑中見舞いの筈だったのに気付けば世間はもう残暑見舞い。
明日かそのあたりにでもサイトに掲載しようかと考えております残暑見舞いはこちらー。↓
縦になってますが。
やたら文字が小さくてせせこましいですが。
以前色鉛筆で書いたものを水彩で再チャレンジ☆
色々と突っ込み所がありますがそれはご・愛・嬌v(ごめんなさい)
『アリアンロッド』で活躍していた私のPC・アカネと、妄想の産物であるアカネの師匠・クレナイさんです。
ちなみに食べてるのはリンゴ飴です。(マジで?!)
ところで、私はどうやら母にかなり幼く認識されているようです。
子供扱いにもほどがあると心底思った今日この頃。
今日は母と姉が出かけたきり夕飯前になっても帰って来ず、私は夕飯の心配をしつつ留守番していました。
すると、母からメールが届き、パスタを茹でて、キュウリの酢の物を作っておいて欲しいと頼まれました。
トマトソースは既に用意してあり、酢の物はキュウリにワカメと長芋を合せてくれればいいと。
山芋は見当たらなかったので無視してワカメを戻し、キュウリを切り、酢の味を調整して、酢の物を作り。
パスタもお鍋にお湯を沸かして、お塩を入れて、良い感じのところで水にさらして、ちゃんと茹でて。
それでも母と姉が帰ってこなかったので、帰ってきた父と先に食べていたのです。
その後、母と姉が神●コロッケを片手に帰宅。
そして、夕飯。
そして、酢の物を見るなり。
母:「癒鳥ちゃん、これ、包丁で切った?」
私:「切ったけど」
母:「すごい!こんなに薄く切れたんやね!」
私:「…え」
母:「いやあ~、メールで頼んだ後に『癒鳥ちゃん、小口切りできるかなあ?』って心配やったんやわー」
私:「…(絶句)」
母:「あと、パスタ茹でるの頼んだ時も、『どのお鍋で茹でるか分かるかな?』とか『お鍋ひっくり返さんかな?』とか、『お鍋ひっくり返して全身火傷したらお母さんの責任やんな』とか、心配しとったんよー」
姉:「お母さん、癒鳥がいくつやと思っとんの?って呆れたわ」
私:「…(絶句)」
母:「やって、癒鳥のイメージって、こう…お鍋持つと容器の部分が顔の真正面にきて、そんなお鍋を両手掲げてえいやこらさと運ぶイメージで」
私:「…(それはどれだけ大きな鍋でどれだけ高い台所なんだ)」
子供扱いにもほどがあります。
これは母に限らず祖母もそうで、姉や兄に比べるとかなり小さい子扱いされているような気がしてなりません。
私は末っ子で”小さい”というイメージが強く、尚且つそれに全力で応えるかの如く小さいので仕方ないのかと思いますが。
…もう結婚できちゃう歳だっていうのに。(さめざめ)
さて、追記はソーとワールドネタ小説です。
書き忘れてましたが、依頼を受けて村までの3日間の旅に向かう前、酷い話し合いが行われてました。
以下、プレイヤー同士の会話です。
「保存食ってどれくらいいる?」
「そうだね~、1日2食消費するから6個あればいいんじゃない?」
「うわ、俺足らない。買っとこ」
「食料尽きたらどうしよう…」
「大丈夫じゃない?レンジャー2人いるし、いざとなれば狩猟すれば」
「狩るんですか?!」
「目標値13で全員分の食料が確保できるよ~」
「じゃあ試しに振ってみますね、(コロコロ)……9です」
「だったら自分の分だけってとこかな」
「兎1匹ですか?!」
「よこせよこせー!(笑)」
「え、兎1匹を6人で分けるの?!『11ぴきのねこ』じゃあるまいし!」
「こんなんで大丈夫なのか…」
「いざとなったら、アレだ、仲間を…」
「食べちゃうの?!」
「そうだなあ、この中で一番美味しそうなのは…(じっ&指差し)」
「私(星咲)ですかリックですかグラスランナーですか?!」
「そっか、グラスランナーか…」
「皆目が怖いよ!え、そんな、グラスランナーちっさいし!つ、捕まえようとしても無駄だよ!」
「敏捷いくつ?」
「24!」
「たっか!何それ」
「グラスランナーだからね~速いよ~捕まえられないだろうね」
「逃げてやる!攻撃してきたってかわして逃げてやる!」
「でもグラスランナーだったら皆で圧し掛かればもう逃げられないよ」
「よし!」
「いやいやいや!ってか何でこんな話になったの?!冒険しようよ冒険!」
ということで、我がパーティの食料の危機は私リックの命の危機でもあるようです。
恐ろしいです。
そんな仲間との愉快な旅です。
■私信■
[ミズナミさん]
よし、行こう!
前回の続きです。
扉を調べてみるがトラップはなく、聞き耳をたてればコボルドと思わしき話し声。
僅かにあった隙間から室内を覗くと、コボルドのご一行様が広々とした室内で寛いでいた。
目を凝らしてよく見てみると、部屋の奥には女神像と小さなベル。
うっかり前回書き忘れていたが、昔巨人を封じ込める際に用いたのはベルだったらしい。
とすると、あのベルがそうなのだろうか。
「コボルドが何言ってるかさっぱり分かんないや。ケゾガ、通訳してー」
「あいよ了解!」
「わっ、お前そんな無遠慮に歩くと…」
ガッションガッション
「…コボ?」
「……馬鹿め」
はあっ、とステイルが大袈裟に溜め息を吐き出す。
ゲゾガも、ハナシロと同じくプレートメイルを装備している。
金属製の鎧は、動く度に部分部分がぶつかりあって音を立てる。
例に漏れず、存在を誇示するかのように響き渡った金属音に、賑やかだったコボルド達がしんと静まりかえる。
警戒してしまったようだ。
『今の音は何だろうコボ?』
『何かいるのかなコボ?』
『えー、そんなあ、折角いいねぐらが見つかったと思ったのにコボォ~』
「よしケゾガ、誤魔化せ!」
「お、おう!『驚かせてごめんコボ、音を立てちゃったコボー!』」
一同が固唾を飲む。
こんな苦しい言い訳で通じるのだろうか。
ケゾガも、これでいいのかと微かに顔を青褪めた。
すると。
『気をつけろよ~』
からかいを含めた、まるで中高生のような明るい返答。
何とも間抜けで可愛らしい返答に、一同が地面に突っ伏して爆笑を押し殺す。
しかし、次のコボルドの言葉に身を固まらせた。
『あれ?でもお前どうやって外に出たんだコボ?ここ鍵がかかってて開かないコボよ?』
なぬ?!
ならばどうやってコボルド達はこの部屋の中に入ったのだ、と隙間から覗いてみると、部屋の上に穴があいていた。
その穴からロープがぶら下がっているところからして、恐らくあの穴からロープを使ってここまで下りてきたのだろう。
慌ててケゾガが返す。
『ひ、秘密の通路を見つけたんだコボ!また今度教えるコボ!』
『秘密の通路だってコボ?!早く戻ってきて教えろよコボ~』
『ごめんごめん、また後でなコボ!』
『…あれ?そう言えば俺達って30匹だったよなコボ?』
ギクッ。
『親分が30匹って言ってたコボ』
『今何匹いるコボ?』
『えーと、1・2・3・4・5・6…』
ギクギクッ。
まずい!このまま数えられてしまえば、外の1匹が仲間ではないとバレてしまう!
「ゲゾガ!違う数字を言って混乱させるんだ!妨害しろ!」
しかし、ステイルの心配も提案も必要なかった。
『6……1・2・3……………たくさんだコボ~』
どうやら6までしか数えられないらしい。
コボルドの可愛過ぎる言動に仲間が身悶える中、ハナシロがにやりと笑って扉の取っ手を握った。
「脅してやる!」
「何やってんのー!?」
ガショガショガショガショ!!!
取っ手を握り、開かない扉を前後に激しく揺さぶると、鍵も扉も派手に音をたてた。
突然のハナシロの行動に、仲間はただ動揺するばかり。
が、コボルド達にとっては動揺どころではなかった。
『ひいいいぃぃぃぃぃ!!』
『や、やっぱりここには何かいるコボ~!』
『逃げよう!逃げるんだコボ~!』
恐怖一色に染まった叫び声が室内に充満し、コボルド達が一斉に頭上の穴から垂れ下がっているロープにしがみ付きわっせわっせと登りだす。
コボルド達の必死の逃亡劇がおさまったことを隙間から確認して、リックが易々と鍵を解除し、扉を開けた。
人工的な明かりと上の穴から降り注ぐ日光で室内は明るく、そして広々としていた。
部屋の隅には、コボルドのものと思わしき荷物が置いてあった。
荷物を開けると、そこには保存食などの食料や、石化を防ぐヘンルーダという薬草が袋いっぱいに見つかった。
見知らぬ薬草に興味を示したリックが、早々とそれに手を伸ばし口に含み、雄叫びをあげた。
「……にっ…がああぁぁぁぁぁぁぁー!!」
「でも食べておいて損はないよね」
結果、ステイル以外の5人がヘンルーダを食べた。
ステイルはよほどヘンルーダが嫌いなのか。
他に、保存食を各自好きなだけ補充し、300G相当の宝石を手に入れた。
荷物を漁る仲間を横目に、テナージスとミリティ、そしてステイルが女神像に近づきベルを凝視する。
女神の右手に置かれたそのベルには楽譜が彫られている。
「ケゾガ、ベルって演奏できる?」
「できるよ」
ケゾガはバード技能、つまり吟遊詩人としての技術を会得しており、歌だけでなく様々な楽器の演奏にも長けている。
ベルの演奏とはどのようなものか理解し難いのだが。
「じゃあこれ、使うかもしれないからあなたに渡しておくわ」
エルフであるが為に長身なミリティが女神像からベルを取り、ケゾガに渡す。
村長からは触れないようにと言われたような気がするが、調査の為だ、仕方あるまい。
室内に他に調べられそうなものは何もなく、一行は先程の分かれ道の左側に行こうということに決めた。
「左側ねっ!僕先頭だし、行ってくる!」
「おいリック!ってまた早いしグラスランナー!」
リックよりやや遅れて、先頭であるハナシロも負けじと駆け出す。
「うっわ、ハナシロが歩いたあとヌメヌメしてる」
「うるひゃい!もうだいぶ乾いたっつの!大体、お前が避けたから俺が代わりにナメクジに圧し掛かられたんだろ?!」
「お前がトロいのが駄目なんだろー?」
と、リックがハナシロに合わせて走り、両者が横並びになった時だった。
中衛として彼等の後ろを走っていたステイルが不穏な影に気付く。
リックとハナシロの足元の岩が、まるで意思をもって彼らを転ばせようとしているかのように、つつつと彼等の着地点に移動している。
いや、”まるで”などではなく――。
「リック!ハナシロ!止まれっ!!」
「え?何ー?」
「ぐおッ!!」
ステイルの叫びに振り向いたリックの横で、構わず走り続けようとしたハナシロの首根っこを寸でのところでステイルが掴み引き寄せる。
すると、振り帰ったリックの背後、首根っこを掴まれたハナシロの目の前にズゴゴゴゴという音をたてて石の化け物が現れた。
見覚えがある。狂える地の精霊・ノームだ。
「え、何何?どしたのステイル?」
「わわっ、前見ろ前!」
「前、って………わ、あーお…」
またも、武器攻撃も精神攻撃もできない相手だ。
しかも、この洞窟内は精霊の力が乱れていて、ノームの力を借りた精霊魔法は使えない。
「どうする?!」
「全力抵抗!びしっ!」
「俺も!」
魔法を使えない者全員が全力抵抗を試みる。
これで攻撃を受けても少しは軽減できるようになる。
「ファイアボルト!」
「フォース!」
「エネルギーボルト!」
ルーンマスター達が叫ぶ度、光や風が生じノームが苦痛に呻く。
やがて生命力を失いノームが精霊界へと戻り、辺りは静まった。
本格的にノームが狂っているらしい。
またトラップがないか警戒して進んでいくと、道がまたT字路になっていた。
再びリックが聞き耳をたてると、左から何やら物音がした。
「左に何かあるみたいっ」
リックが懲りずに好奇心に任せたまま左へと駆け出す。
「リック」
その小さな背に、静かな、しかし重みのある凛とした声が刺さる。
ぴくっと動きを止め、恐る恐るリックが振り返ると、ミリティが絶対零度の視線をリックに向けていた。
「仲間に迷惑をかけちゃ、駄目よ?」
口調はあくまで穏やかだ。
口元も柔らかく弧を描いている。
しかし。
「…ご、ごめんなさい」
目が、全く微塵もこれっぽっちも笑っていなかった。
リックが小さい体を更に小さくさせて謝り、叱られないようにちらちらと後の様子を窺いながら仲間より1~2m先に進む。
トラップも何もなく、無事に辿りついた先には1枚の扉。
早速リックが扉を調べ、聞き耳をたてる。
扉にはトラップは仕掛けられておらず、中からコボルドやゴブリンの話声がすることもない。
しかし、ガサゴソと乾いたもの音がする。
ガサゴソ…。
「ま、まさか…?!」
「あの、害虫じゃあ…」
「え、あの、茶色くて油っぽくて楕円系で触覚が長くて動きが素早くて飛ぶと芸術的に気持ち悪いアレ!?」
「ジ…G?!」
「リリリリリ、リック!とりあえず覗いてみろ!」
「……う、うん…!」
見つけた扉の隙間にリックが顔を寄せ、室内を覗いてみる。
そこには――。
続くはずです。
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